なぜKOETEを作ったのか
報連相ができない。それは個人の問題ではなく、構造の問題だった。
現場で起きていた混乱
ある工務店の現場監督から相談を受けました。10〜20の現場を同時に抱え、1時間の打ち合わせを終えてスマホを開くと、LINEの未読が何十件も溜まっている。
その中には、ただの簡単な報告もあれば、「仮設トイレが届いていない」といった緊急の連絡も、同じ温度感で送られてきます。さらにその最中に、別のトラブルの電話が入る。
どれに対応したのか。どれが未対応なのか。そもそも見落としたのか——分からなくなる。
後日「なんで対応してないんだ」と聞くと、「連絡しましたよ。そちらのミスですよね」と言われる。これは誰かが悪いわけではなく、構造の問題だと感じました。
タイムラインに全部流すのは、無理がある
一つのチャットに、すべての話題を流すこと自体に無理があると思いました。
だから、「一つの問題に対して、一つのスレッドで会話できる」という構造を大事にしました。
こうすることで、話題が埋もれず、対応状況が見え、誰がどう考えて対応したかが残る。この文化を、ツールとして自然に根付かせたいと思いました。
母国語のまま、伝えられる
この課題は、日本人同士だけの問題ではありませんでした。
AI翻訳を組み込むことで、日本人×外国人、外国人×外国人、すべてが母国語のままやり取りできる状態を作れる。
翻訳を意識しなくていい。コピペしなくていい。自分の言葉で考えたまま書ける——これが実現できるのは、非常に画期的だと思いました。
報連相ができない人を責めるのではなく、
報連相がしやすい環境を、テクノロジーで作る。
それが、KOETE